泣きたくなる。

こんなこと考えますか?

一年が巡って巡って、40なん回も繰り返しているんだなぁとか。

80まで生きるのだったら折り返しだなぁとか。

何で梅雨があって、猛暑あって、台風あって、大雪あって、春一番が何回もあるんだろう…とか。

今住んでる家にいつまでも住むのかなとか。

住まなくなったらぼろ家になって、そういえば昔ここに誰が住んでいたなぁと思われるのかなとか。

かわってゆく街並みをみててはそれだけで泣きたくなる。

 

私は何となく決めておきたくて、臨機応変が苦手で、サプライズやハプニングが全然喜べなくて。

でも生きていくってそういうことだと思うのですが、常に生きづらくて。

だけどスピリチュアル的には生きているのでなく、生かされているらしくて。

猛烈に学びまくっていると感じる。

例えば、子供の頃、何とも思わずやりたい放題だったのに、我が子にそういうふうにさせられない。

だから反面教師になるんだろうなぁと思っている。

「私は親にそうしてほしかったのにして貰えなかったから私が母になったらやってあげたい」

そんな感じ。

親は私が一人っ子だったこともあるだろうし、従兄弟に姑が優しかったのが母親を刺激し過ぎて、内孫の私が可哀想になりめちゃくちゃ働いて私を優遇してくれたり。

それもみてては私も苦しかったのだけど、親になれば、確かに子どもを育てるって本当に大変で、その大変さの中にお金がかかることも含まれています。

お金の心配がなければ色んな選択肢が増えるだろうなぁと思います。

私の母が、よく言っていたのが、

「お金で大体解決できる」

「お金は邪魔にならない」

確かになぁ。

若い頃から何もできないのに夢見がちで、バカだから、

「お金なくたって幸せ」

なんて、なんて!なんて…。

んな訳!ないよー。

 

娘の高校でタブレットChromebookやノートパソコンが必要で、入学時に購入したり、自宅からのを持っていくのもアリなのですが、大体のこが購入したりしていて。

私は当時そういう場合、購入しなければ納得できない子だったし、親もみんなと同じがいいからと買うことに抵抗しなかったのですが、そういう私が親になって真逆の対応で申し訳ないのだけど本当に使えたらあるものを使ってほしいしその分のお金は使うところが他にもたくさんあって。

例えば娘がやりたがる乗馬にだったり、息子にも異性でもさげれる御下がりは下げていますが、息子もクラブチームの選択をしたのでお金はかかるのです。

その他にもありとあらゆるローンがあるし、生きていればなんだってお金がかかるのです。

健康でいなければいけないし、食べなきゃならないし、納税はあるし、車検もくるし、ガソリンも高いし。

 

先輩お母さんたちも言っていました。

上のお姉さんが私立の大学、弟が私立の高校、その下の弟が私立の幼稚園に入った時にどう遣り繰りしたか覚えてないし、先の不安しかなかったと。

上の子が働き始めても出費が終わることはなく、結婚したらかわるのかな?と。

 

私と同じダブル入学の兄弟を持つお母さんが言っていました。

貯金がなくなったけどどうしようと。

今はネットで何でも調べられて、大体の家庭の貯金額というのを調べたらしく、そんなお金は貯めたこともなければ今回のダブル入学で僅かな貯金が消えたと。

…調べてはいけない。

価値観も感覚も人それぞれ。

一万円の価値も万人違います。

そんなこと言っても不安しかない私ですが。

 

そんな不安と闘いながら読んだ本がまた苦しくて苦しくて、良いです。


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前に紹介した、デフヴォイスシリーズの2作目、3作目です。

苦しいのですが本当の苦しみはわかり得ない。

しかもこの作者は聴者です。


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この前、角田光代さんの坂の道の途中の感想を書きましたが、育児や子育てに関する内容だったのですが、角田さんは母親の経験がないようなことをコメントで知って驚いたばかりでした。

 

人生は勉強ばかりだし、驚きばかりです。

 

私はブログで苦しいことや恥ずかしい情けないことをかいたりしますが、もし作り話、例えば小説にすると意外と書けないような気もします。

言いたいようで言いたくない。

言ったってわかって貰えない、わかってほしくて書いてるわけではなくても冷静でいられない。

実話を書ける人や小説を身を削って書いている人は凄いです。

それに私はいろいろ影響もうけるし、一歩進んで二歩下がる以上に進みはわるいかもしれませんが進んでいる感じはします。

 

反省文みたい。

読んでくれてありがとうございます。