いつも読んでくれてありがとうございます。
私はブログは心配や不安ばかり載せてしまいがちです。
しかし共感してくれたり、励ましてくれたり、アドバイスくれたり、本当に嬉しいです。
顔を合わせないでも意見を交わせたり話し合えたり気持ちを打ち明けられるって、当時私が子どもの頃は考えられない、ドラえもんの世界みたいです。
世の中はどんどん進化してゆくのですね。
私は親が県外で遠くて不便も感じますが気楽さも感じます。
しかし親が海外の人もいたり、海外に行っている友だちは日本に親がいたり、私よりも距離も心配も多かったりするのでしょう。
ブログでは海外に住んでいる人の生活も垣間見たりできますから。
ブログの良いところはみたい人がみて、コメントしたい人がして、とても自由で優しいところだと思います。
私は私よりも先輩の方々の意見やコメント、または視点が違う見方をしてくれる方、若い立場が違う人の意見など本当におもしろく元気になれます。
素晴らしいブログをかく方ばかりで実際はどうやっても出逢えたりできない人と意見をやり取りしたりできるなんて夢のようです。
そんな私はただのオバサンなのですが中味は子どものような気持ちが抜けない、それでも何とか母として生きています。
いわゆるママ友には良い出逢いも苦しい出逢いも断ち切った関係もあったりして、子どもが絡むと母親は大変です。
何が?
そう簡単には言えませんが理性がはたらかないというか野性的というか、いろんな変化があるのです。
なんで?
それは人それぞれの母性の在り方の違いなのかな?!と。
そう、そんなとてもとても原作の小説を読んだときも、あぁと思った作品が映画化されるというので、観てきました!
一緒に行った友だちは娘の初めての集団生活をしたすくすく教室で知り合ったママ友です。
今はママ友ではなく友だちです。
きっかけは娘たちってだけです。
ママ友がママ友で終わる関係も多いけど、そうじゃなく真の友だちになれたりする場合もあります。
原作の小説も彼女が貸してくれました、結構前に読んで内容が忘れかけていましたが、映画をみて、ぶわーっとよみがえってきました。
この作品の中には色んな母子関係が出てきます。
戸田恵梨香さんが演じる主人公の母、結婚して子どもを生んでいるので、自身も娘の母です。
そして結婚相手の義母との関係。
その義母の実の娘との母子関係。
様々な母子が、様々に描かれています。
私が自分の娘の頃を思い出したり、私が子育てしてきた過程を思い出したり、…。
とてもどれも穴を掘って入り込んで出てきたくない恥ずかしく、苦しくて身勝手でその場の感情で生きてきた出来事が思い浮かぶ映画でした。
ネタバレしては残念かもしれないのでぼやかしますが。
子どものことを本当に考えて行動していたか当時の自分はわかりません。
人の目や親の目や義父母の目を完全に意識していたなぁと恥ずかしく思い出します。
子どもに気を遣わせるというかそれを無言に強いた気がします。
そしてこの映画は
母親目線と娘は目線の二通りからみせます。
娘目線の方もとても共感できて。
それは私が娘の頃ですが、うちの母親は姑と合わなくて別居して父母娘で貸家で小学五年生まで暮らしていました。
それは私の母がよくおばあさんの愚痴を私に言って、たまに預けられたり、小学五年生から再び同居するようになってからは、おばあさんが母の文句や悪口を私に言うのです。
だからそんな家から出ていきたくて県外の短大に進学した私でした。
それは聞きたくないしお互いにぶつけないで私に何となく言うのが頭に来てよく私は母にもおばあさんにもきつい言葉をぶつけたものです。
今思えば軽々しい娘であったかもしれません。
浅はかです。
重く苦しい誰かの経験の上に自分の安定した生活と平和がある認識が皆無でした。
誰がわるいわけでもなく誰もが何かを守るために野性的に理性的に色んな複雑さをもってがんばっていて、何も経験がない自分が軽く意見できるなんておこがましかったかもしれない。
しかし娘であった時それはその時は苦しくて苦しくて、もう姑との関係を考えても嫁にいくのも嫌だと思いました。
色んな意味で私は今も母として育てられているというかまだ途中です。
いろいろ考えさせられてみて、よかったです。
息子の校外学習があって、娘のいつもの高校のお弁当。
いろいろ悩んで今も悩む育児ですが、前に読んだ育児書に、「子どもに優しくできない時もあっても何かあなたを大事に思っているということが支えてくれます。それはお弁当や料理や手作りのカバンであったり」とかかれていて、未だに覚えています。
冷静さにかけて、優しくできないことの多い私はうまくできないミシンでカバンをつくり、料理もできないなりにがんばって、お弁当はリクエストにこたえられるようにしています。
これで何とか愛情が伝わりますように。
これからもうまくいかないけどがんばります。
読んでくれてありがとうございます。