考えさせられる一日

今日は朝から旦那と笠間の栗祭りに純烈さんを観に行きました。


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あいにく雨でそれでも握手しにまわってくれて栗だけにほっこりしました。

近くにいたおばちゃんがはしゃいでいて話して楽しくなりました。

笠間の地元で近所だけど県外からもいっぱい純烈さんを見に来る人がいたからいつもの道が渋滞ひどくて回り道して来たら遅くなって席が埋まってしまったんだよ、と話していて。

雨がひどくなってお互い場所を移動して散り散りになったら「雨でも客席まわりますよ~」と純烈さん話していて立ち見のところにも握手しに来てくれたから、おばちゃん探したらいて、「握手できますよ!しましたか?」なんて思わず聞いたら「したよ!二回したよ!」と喜んでいてよかったなぁとまたまたほっこりしました。

推し活なんだなぁと、好きなものを応援するっていいことだなぁと思いました。

私はテレビでみる芸能人が笠間に来るというのでみにきただけなのにとても素晴らしいものをみて感じて大好きになりました。

 

夜はよくみてしまう大家族の石田さん家の番組をみました。

茨城県だしやはり興味深くて。

二十年生きた猫ののこちゃんが天国にいったくだりで涙がとまらず、自分のトラも二十年生きたからトラを思い出しこれでもかというほど泣いてしまいました。

猫を大事にしていた次女の方もさみしいだろうと心配になりました。

 

その後一人で部屋でハンセン病だった人の番組をみて気持ちがえぐられる思いでした。


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苦しい、なんとがんばったことでしょう。

辛く苦しい人生の中には素晴らしい出会いもありましたが、やはりそれでも大変と辛さがかつきがしてしまいます。

苛めや差別や隔離がある時代で家族に迷惑かけない為に東京の施設に二十歳頃入ります。

そこは隔離の場所で、その方は「人間だけど人間じゃない」と言います。

そこで同じハンセン病だった方と付き合います。

結婚する時は条件を出されます。

子どもを作らないこと、作れない施しの手術をすること。

国は人を人の扱いをしなかった。

それでもその条件をのみ、結婚します。

その後ハンセン病も治ります。

二人で施設を出て自立する生活を目指すなかで施設の中のお寺の人が二人に養子をとって育てないか?と言います。

二人に娘ができました。

娘さんはもう17歳で、施設で親を知らないで過ごすなかでお寺に養子として引き取られ育てられていましたがお寺の養父が病気になって、子どもを授かれない二人に託したのです。

親としての大変さや悩み、そして喜び育児の難しさを語りながらも二人は楽しそうに思えました。

自立して娘さんが付き合っている人の子どもを妊娠してそれを彼氏に話すといなくなってしまって、それでも一人で生みたいと二人に相談しましたが、育てられる糧がないから諦めるようにと説得されたそうです。

これはこの方々の生き様で説得力があると苦しくなりました。

自分のやりたいように生きてこられなかった人として扱われなかった選択肢がなかった。

なんと苦しい。

娘さんに「次からこういうことにならないように」と強く言ったそうです。

娘さん自身も「偽の家族ばかりで血の繋がりに執着があった」と。

誰もかれも辛さがありました。

裁判でハンセン病の人に賠償金が支払われることになり、完治した妻に旦那さんが一人でも自立したらと後押ししてくれて、賠償金で施設の近くのマンションを七十歳過ぎて買いました。

そしてこの世の中の様子を施設の旦那に伝えにいくのが日課となりました。

旦那さんはその話しを聞くのが嬉しくて時には嬉し泣きしたそうです。

養子として育てた娘さんも結婚し二人の子どもを授かります。

 

あぁ、なんと人生とは学びが多いのだろう。

みると苦しくて辛かったけどみてよかった。

時代の間違い、国の間違い、弱い心、知りたくなくても知ることの大切さ、大事だと思いました。

 

何気ない土曜日がなんか濃かったです。

かかないと寝れない気がして。

読んでくれてありがとうございます