シンプルな人間関係

おはようございます。

今朝はバタバタしています。

祝日なのに。

兼ねてから息子の少年団と私の家族にはいろいろと混ざりあえない難しさが漂っています。

昨日まで何の連絡もなかったのに、急に「明日分散しながら練習します」って。

さすがに前日連絡ないと思ってたから少し用事も入れてたりしたけど…。

やはり息子は練習に行きたいとなるから、用事はなしにしたけど…。

今朝になって、急な時間変更、持ち物の追加。

練習兼ねて、徒歩で来るように、と。

うちの旦那が前から急な予定変更苦手で。

誰だって得意ではないけどね。

うちの旦那は計画を立てるのが好きだから、予定していたものがポシャるのがきついんだと思う。

だけどそういういつも少年団を支配しているような監督は自分の思い付きでポンポン予定を変えてきたりする。

自分に合わせてくれる人が気に入るだろうし、監督を崇めなければ、ボランティアなのだからと長年築き上げられた歴史に逆らえない。

あと少しあと少しと何度も思う。

急な親には痛い変更も息子は嬉しいかもしれないし、親の顔色うかがって、親だもの折れるしかないし、何て言うか親も人間だから、子どもも一人でないし、何でもかんでも少年団に合わせられない。

だけど、団体スポーツって何でもチームワークとか団結力とか言いたがるし、本当に大変。

お金でシンプルに解決する人もいる。

クラブチームは要するに習い事的な感じで月謝は高いし送迎は大変だけど人間関係やしがらみに苦しめられることはない。

だけどもね、仲間が好きでそこにいるから、簡単にはいかない。

仲間を金で買えない。

あと少し、あと少し。

中学生になれば、クラブチームや部活動の選択肢になる。

コロナ禍でずっと休んでいて自主練習ばかりであった最近、少し解除になって、少しずつからどばっと始まる。

なぜそうなるか、やはり全国大会を誰もが意識するあまり、他県の見えない努力が気になるところもあるだろう。

オリンピックやったのに、とか、…子どもだもの、みんな言うよね。

簡単にはいかないことが多い。

 

昔を思い出した。

実家の地方テレビ局が協賛している、少年の船という、グアム、サイパンへの15日間の船の旅があって、親が消極的な私をそれに参加させた。

小学五年生から中学二年生までの希望者で、ボランティアで県内の学校の先生たちも参加する。

私は小学五年生で参加した。

同じ部屋になること事前に文通したりした。

グアムやサイパンの現地の子達と交流もあってお土産を交換したり。

いろんな経験という意味では貴重だったと思う。

今まで生きてきて、自分で本当に気を付けなければシンプルな人間関係は築けない。

外国に留学したり、何日間かホームステイしたり、そういう時の感動はシンプルだからだと思う。

深く馴れ合って良いところがいっぱいわかっても同じくらい許せないことやおかしな癖もみえてしまってそれでも仲良くやっていくのにはいろいろと割り切らなければならない。

それだったら、片言の英語で本当に伝えなければならないことを伝えるって素晴らしいことだと思う。

少年の船では、文通はしても初めて顔を合わせて家族と離れて寝食を共にする。

やはりそこではシンプルに助け合って、たった15日間でとても良い人間関係が築けたと思う。

誰もが船酔いをしてしまう。介抱してあげたり、もらったり。

仲良くなってくるとそれぞれ学校が違うから普段の話しもしたりして。

文句や悪口、なかったなぁ。

不満はあっても理解しようとする力が強く働いてた気がする。

 

今もどうにもならない状況や理解しがたい言動をわかろうとしてもいいかもしれない。

それができないのは自分だけがそうするのが納得いかないからだろう。

あまり思ったことを素直に言いすぎるのもよくないかもしれない。

みんな言いたいこと我慢してがんばっている。

言って解決できることは僅かしかないから。

私も気をそらしながら、我慢も程々、素直も程々にシンプルを心掛けたい。