読みました…
あぁ、なんていえばいいんだろう。
内容は戦時下に朝鮮から九州の炭鉱に強制連行された人の生き様です。
一度目の海峡は、朝鮮から日本への強制連行
二度目の海峡は、愛する日本人女性との祖国への旅
三度目の海峡は、戦後半世紀を経て韓国から日本へ、自分の息子との再会、自分の生きてきた当時の日本から変わりすぎたものと変わらない強い想いでの旅
やはり戦争は人を狂わすし、洗脳され、まともでいられないのだと感じます。
今も望まない戦争があって…どうしてなのだろう。
読んでいて本当に苦しい。
自分の国を誰も憎みたくないけどやはり人は狂って酷いことをやらかしたりするんだろうと感じる。
過去の歴史では、やはり韓国で反日の人も多いのだろう。
今はどうあれ、歴史は繰り返されないためにも忘れてはならないと改めて思いました。
個人で感じたりできなくなる心理はさみしい。
この本の主人公は勿論フィクションだけれどもこのように立派な精神でいられないと感じるくらい素晴らしいです。
日本人が憎いと思ってもすべての日本人を憎むことはせず愛した日本女性を祖国へ連れて帰ると自分の家族は彼女を受け入れてくれず家族と縁を切ります。
戦争というもので日本に居続けても日本から祖国に戻っても誰もが大変で誰もが楽ではない、戦争が終っても。
家族の為に送ったお金も姉の夫、義理の兄がくすねていたり、それを責めたところで姉の立場がわるくなるだけだとおさまらない気持ちの拠り所もない。
家族の為に日本でがんばったのに家族からは疎まれ愛する人も日本人ということで受け入れられない。
韓国の祖国の町外れの一人で暮らしてる変わり者の他人のおじいちゃんに助けてもらって子どもも生まれて暮らしても子どもの将来を心配してやまない中、日本から父が迎えにきて説得される。
「おまえが日本に子どもと帰れば全て丸く収まる」
誰もかれも生きたいように生きられない時代。
不自由にいきるしかできない。
かつてそんなときがあったことを忘れないようにしたい。
私は勝手で、有名な韓流スターが反日だと噂をきくだけで悲しかったり、従軍慰安婦のニュースが苦しかったり、韓国では日本が嫌だけど日本で稼ぐような言葉があるとかきくと切なかったり。
それらがどこまで本当かウソかあやふやだけど、やはり歴史があるから人のどんな考えや想いも自由だしそれを支配したり思い通りにはできないし、してはいけない。
ただそれに縛られていようといまいと、目の前の出逢う人たちを個人として受け入れたいと改めて思います。
この前終わったこのドラマが凄くよかったです。
タイトルは素晴らしき哉先生
最初先生という職業を苦しく感じる主人公がどんどん生徒と関わっていくうちに先生がやめられないくらい素晴らしいと感じてくるタイトル通りになる内容です。
娘が高校生ということもあり、高校生の悩みや親との関り合いも興味深くはまりました。
先生はやはり生徒にとって大事で、親が助けてやれないことや親には言えないことや頼れないことがあってそれを補ってくれると感じます。
親は子どもを都合よく信じたり、親のエゴで子どもに甘えたりもあるのかもしれないと気付かされます。
そして今の時代、子どもがうまくいかないことを親は先生のせいにしたり、モンスターペアレンツがいたり、過保護が多かったり、過保護が普通みたいだったり。
私も手探りです。
しかし教師は不足しているようです。
確かに過剰業務な気がします。
茨城県では教師不足解消のための対策がこの間の新聞で載っていました。
教師をやっている人はその仕事を好きでないとできない感じがします。
多くの生徒とその保護者とかかわらなければなりませんから。
老犬の為、マットを購入しました。
座るまでも1日かかりました。
隙間のかたいところに2日は寝ていました。
やっとまともに使うようになってきました。
おもしろいものです。
青空は延期になった息子の体育祭の日のもの。
最近の延期は一週間後だったり3日後だったり。
女心と秋の空というくらいですものね。
散歩のみきおくんは息子撮影で、マットのみきおくんは娘撮影です。
読んでくれてありがとうございます。