偏見、学びがすごい、2月から3月。


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久しぶりになってしまいました。

皆さんのブログがおもしろくて拝見するだけで日々が過ぎてしまいました。

そんな日々で月が2月から3月に変わりました。

ブログにあげようと犬の写真をいっぱい撮っていました。

似たような写真ばかりですがどの瞬間も可愛いです。

春の日差しを余さず浴びるみきおくん。

 

世の中にはいろんな偏見があります。

私もよくそれはよくないと思いながら知りもせずに偏見に振り回されています。

ブログを読んでいて、また思い返した偏見がありました。

実は田舎者の私は、小学六年生頃から宝塚歌劇が大好きになって、中学生では文化祭で学年でやる演劇の演出や作成に携わったり、自分の家でビデオ上映して友だちを呼んで、もしかしたら無理やりみせたりしていました。

高校生になってからは念願の演劇部へ入り、入れるわけもないのに宝塚音楽学校の願書を取り寄せて、クラシックバレエや日本舞踊まで習ったりしました。

高校生の時の私は今までの人生で一生分詰め込んだみたいになったかもしれません。

そんな私は当時は宝塚歌劇の雑誌で知り合った人たちと文通を楽しみました。

今は日本だけではなく世界とすぐ繋がれる通信技術で、当時では想像できませんでしたね。

その文通では色んな県外の人とやり取りしましたが、偏見に満ちていた私は東京の人や宝塚市の人にバカにされるんじゃないかとか、バカだと思われているんじゃないか凄く気にしていました。

当時はまだ宝塚歌劇の地方公演も来ない秋田県なまはげがくる男鹿市に合併吸収される前の若美町というところに住んでいた私です。

名前は素晴らしい若くて美しい町の若美町は当時からすでに過疎化が進んでいました。

そんなところに住んでいた私が宝塚歌劇を知ることになったのはテレビのBS放送でたまたまみたからでした。

少し前のを放送していて、大地真央さんと涼風真世さんの月組ベルサイユのばらでした。

それは衝撃的でした。

そこから原作の池田理代子さんのベルサイユの薔薇を買って読んだり、宝塚歌劇に興味をもち、探っていきました。

そして文通。

顔もみないし会わないし、怖々東京の人とも文通しました。

偏見は偏見に終わる。

その東京の人が一番長く文通を続けたとても素敵な方でした。

2つ年上だったのに、バカにすることなどなにもなく、自分のお薦めや、出待ちで撮った写真をくれたり、こちらはどんな風に返せばよいのかわからないくらい良くしていただきました。

何より文章とその文字が優しかった。

勝手に東京の人は冷たいんじゃないかと思っていた自分が恥ずかしいです。

よっぽど田舎の人のほうがきついときがあります。

何でも受け入れられない心の狭さ、余裕がなかったり。

良さは悪さ、欠点は長所だったりしますから仕方ないのですがね。

高校の一年生の時の担任の先生が言ったことも未だに覚えています。

「私は秋田県出身だけど、最終学歴は新潟大学秋田大学より偏差値が高いのに、秋田県の人は出身高校を聞いてきたり県外の大学か、みたいなつまらない反応をする人が多い。それが先生はどうなんだろうと疑問に思う。県外にもとてもいいところはたくさんあるのに。」

その時は秋田にいて、秋田が全てだった私にはあまり響かなかった。

だけどその後色んな経験をして各地を転々とすれば確かにそういう言葉が今更響くのです。

 


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この本をオススメしたくなりました。

私はよく表紙の文章に影響を受けて購入したりしますが、この表紙にかかれている言葉に読み終わってまさに共感しています。

この本を読んでいる途中で新聞記事に関連しているものが載って、また気持ちを乱されました。

こちらの本は、耳の聞こえないろう者の夫婦から生まれた耳の聞こえる人が主人公になっています。

兄もろう者で、家族のなかで自分だけが耳が聞こえるという状況です。

もちろんフィクションですが、読んでいてその状況が苦しくて胸が痛みます。

例えば小さい頃、親の後ろで転んで泣いても耳が聞こえない両親は立ち止まってくれない。

家族団欒で手話で楽しく会話していても外で大雨や雷がなっても外の音に気付いて不安になるのは自分だけ。

家族写真が撮りたくて誰かに写真を撮って欲しいと頼むのは一番家族で小さい自分の役目。

世間と家族を繋ぐのが主人公だった。

読むと止まらないけど、苦しくて、読み進められない、だけど、私は読まなきゃならなかったと思わざるを得ないほど安易に生きています。

だから読むと何が大事かうまく伝えられないですが読む前と考え方が変わるような何かがたくさん詰まっています。

先程かいたように高校の時、演劇部で先輩に誘われてパントマイム劇を観に行ったことがありました。

先輩の妹は片耳が生まれつき聴こえないといっていて、その子が行きたがっているから一緒にどぉ?と誘って貰いました。

いくと、最後の拍手のかわりの手話のようなもので、かなり熱気があって、胸がざわつきました。

パントマイムの素晴らしさにも気付かされました。

これも偏見というか、パントマイムの見方がかわった瞬間でした。

いつもそうですが、そういう立場って自分の思っていた以上の理解の範囲を越えています。

つまり軽々しくわかるといってはいけない、全然わかっていなかった何かがあります。

私は本当にぼんやり生きているとつくづく思います。

優しさもボランティアも偽善もあまりよくわからない自分ですが、自分に刃物が向けられるようにしっかりこの立場になればそれは似たようなものではなく、全く別のもの、真逆のものだったりする。

そういうことがこの本でなんとなく感じました。

 


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毎年娘が生まれてから飾っています。

迷った末に一緒に飾って楽しめるという言葉に惹かれて購入したお内裏様とお雛様です。

仏壇のように食べ物をおいてしまいました。

いつもそうです。

それを家族がおやつに食べたりして減ったり買い足して増えたりしながら当日を迎えます。

旦那は男兄弟でひな祭りの食べ物は美味しいものばかりでいいね、と話していたことがありました。

偏見というか言い伝えなのか、お雛様を三日を過ぎても飾っておくと嫁にいき遅れるとか聞いたことがあって、必ず三日の夜には片付けています。

こういうことに振り回されていること自体どうなんだろうと思うのですが、どこかで片付けるのだからそれは三日でもいいでしょう。

 

さんま御殿が好きで録画したものをこの間みたのですが、タイトルは妻の言い分みたいな感じで、ゲストに宝塚歌劇出身の遼河はるひさんと紺野まひるさんが出ていて、スポーツ選手の旦那さんが怪我や病気、身体の不調にとても敏感で大変だという話で、宝塚歌劇出身の二人は舞台に穴をあけられないので、少しのことでは頑張って舞台をやり続けたのになぜ、旦那さんはすごく不調に繊細すぎる!と嘆いてました。

さんまさんはそれが普通と旦那さんを応援していました。

女性は強いと思いました。

うちもそうですが、少しの不調も病院へ行く旦那と私は真逆で、痛みにきくツボを押したり気持ちを前向きにもっていったり、とにかくお金と時間がかからない方法ばかり探って乗り越えてきたりします。

また違う女優さんが旦那さんが飲みかけのペットボトルを無言で流しにすてて分別して捨てるという話をしていて、ゲストに2丁拳銃川谷修士さんの奥さんの野々村友紀子さんがいて、「飲みかけ捨てるんだったらもう1本買ってきて!っていうわ」と言っていて笑いました。

片付けが苦手な奥さんとキレイ好きな旦那さんの組み合わせはうちも同じですから、やりっぱなしで怒られたり片付けられたりは何も言えません。

無い物ねだりで惹かれあうと生活を共にすると補いあうしかないですから。

 


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皆さんのブログをみて、思い立って餃子にした日がありました。

包むのは大変ですがとても美味しかったです。

旦那の実家の味で作り方は旦那に教わりました。

知り合いにご馳走するとほとんどレシピをきかれる不思議な美味しさがあります。


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コロナ禍で楽しみが少なくて、息子とお父さんで釣り堀行きました。

唐揚げはお土産に持ち帰ってくれました。


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手抜きのランチ、フライパンからトングで好きなだけ各自でとる、焼きうどん。

焼きそばもナポリタンも同じく。

フライパンにいるだけで美味しそう。

 

実は仕事でも言い方で失敗して憂鬱が続いていました。

春は近いのに天気もよく、あたたかくなってきたのに。

ウクライナとロシアのことがあったり。

平和を願わずにいられません。

コロナも落ち着いていないのに。

さみしいです。

がんばりましょうね。

私もいつまでも失敗するから学びが続きます。

あー勉強好きなんかな??

きいてくれてありがとうございます。