懐かしい帰省を思い出す、育った家庭の味。

おはようございます。

昨日、日曜の夜まで我慢できれば丸まる6週間の禁酒だったのですが、破りました。

久しぶりにお酒を飲んで飲んで、そしたら色々食べて友だちに電話して、朝は二日酔いで頭痛薬飲みました。

先程、本来の自分を取り戻し、昼ごはんの準備を調えてブログに向き合っています。


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お昼はお蕎麦にします。

好きなんですよ。

こういう繋ぎが結構入っている安い蕎麦から十割蕎麦まで!蕎麦は好きなんです。

以前宮城県にいたころは、山形の蕎麦祭りに毎年行って新蕎麦食べたり、旦那の実家の福島へいく時はみんなでネギを箸の代わりにして食べる面白いお蕎麦屋さんがある大内宿へ遊びによく行きました。

さてさて、昨日はいろいろあって久々お酒に手をつけてしまったわけですが。

嫌なこともあったけど、いいことの方もあって、それが録り貯めしてたものをみてて、これをみると飲みたくなるんです!お酒が。


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松本人志の酒のツマミになる話

酒って本当にわるいことといいことが混ぜ混ぜなんです。

呑むと本音を言ってしまうし、本気を隠せない。

人の本性を炙り出してしまう。

だから楽しいお酒のみだったらいいけど、泣き上戸だったり、管を巻いたり、説教が止まらなかったり、自慢が止まらなかったり、いつもは大丈夫なタガが外れちゃうんですよ。

今、タガが漢字わからなくてバカを披露しちゃっているけど、こういう時、漢字検定をめっちゃ極めている人とか格好よくて素敵だと思っちゃうんです。

普段、漢字に興味などない私なのに。

相変わらず安定な自分勝手です。

この写真に写っている方が、大阪出身で新幹線をみるとテンションが上がるという話をされていました。


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私凄く共感できてしまって。

なんかもう、酒も飲みたくなってしまって。

私は実家が秋田です。

茨城県に住んでいます。

子どもが小さい頃は子ども2人を連れて、電車と新幹線を乗りながら秋田へ帰省していました。

私自身が一人っ子な為、孫を親に会わせる親孝行も兼ねてます。

「お金はちゃんと出すから心配しなくていい新幹線で帰ってこい」

それが母さんの口癖で、新幹線代を超えるお金をくれてました。

有り難かった。

今はコロナだし、脳梗塞で手術で子どものようになっても顔をみれば癒されます。

生きていてくれて有り難い。

父さん面倒みてくれて有り難い。

その新幹線は息子が小さい頃大好きでいろいろ買ってコレクションしていました。

やはり、はやぶさとこまちの連結などは興奮してみてました。

はやぶさは綺麗なグリーンで、青森までいく新幹線です。

こまちは秋田終点です。

前は米のように白く少しピンクのせんが入ったパッとしない新幹線でしたが赤い格好いいものにかわりました。

常磐線上野駅へいってから新幹線へ乗ります。

小さい頃は上野駅の授乳室よく使いました。

今思い出しても泣きそうなほど懐かしい。

トイレも親子で入ってもとても広くて、私は東京の駅だったら上野駅が一番好きです。

帰省するようになってからは。

子どもが自分で歩けて何でも出来るようになってからは、上野駅で子どもたちに美味しいお寿司を買って、私はビールを何本か買って、もう新幹線から気持ちは旅行でした。

上野駅にはこちらがあり、それがまた泣きたくなる程東北を恋しくさせます。


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石川啄木の有名な短歌です。

 

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 
人ごみの中に そを 聴きにゆく

 

新幹線乗り場には訛が溢れています。

東北を感じます。

今は始発でなくなっていますが以前は始発もありました。

上野動物園アメ横など家族で子ども連れて遊んで帰ってきたこともあります。

東北繋がりで、読書が趣味です。

太宰治好きです。


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青森出身の太宰治の様子が目に浮かぶさくひんです。

東北の寒い、何でも酒で始まり酒で終わる。

苦しくても楽しくても酒でなんとかなり、なんとでもなる。

とりあえず呑んでおこう。

そういう人ばかりです。辛気くさい。

愛おしい。情けない。しょうがない。

愛おしい。

秋田もでてきます。嬉しくなる。

私の実家は秋田の男鹿です。

有名なのはなまはげで。この文章の鰰、ハタハタという魚が名産です。

♪あきためいぶつ あおもりハタハタ 男鹿でおがふりこ 

なんて歌もあるのです。

青森からやってくる鰰は男鹿でぶりこが入っていっぱいとれます。

一定の時期の旬です。

茨城県にきたとき、秋田の出身だと言ったとき、会社のおじさんが、「秋田ったらあの旨くないハタハタとか食べてる県か?」と言われて、やはりアンコウが有名な茨城でハタハタは美味くないのだろうと納得した覚えがあります。

昔は時期になれば食卓にハタハタばかり出てきて、嫌いな程でしたが故郷を離れるとその懐かしき美味しさに気付かされます。

そういうおかしなものです。

納得できないこともあるって訳です。

上野駅から話をひろげすぎました。

今は東京が外国のように感じる日々を送っていますが…。

信じられないこと起こるものです。

故郷の食べ物から、少し。

生まれ育った家の味ってあります。

例えばよくあるのが玉子焼きですが、甘いのやしょっぱいのいろいろです。

トマトどうやって食べます?

実家は醤油でした。

旦那が信じられないと驚きました。

秋田の友だちの家は砂糖だったり、味噌だったりもありました。

なにもつけないや、一般的には塩なんでしょうか。

そんな最近、うちの旦那が野菜があまり得意ではなくて焼きそばのキャベツをよけたりしていたから、私の実家の作り方をやったら意外と食べました。

実はうちの実家では焼きそばにはキャベツではなく白菜を入れていました。

…だけど合わせるのが得意な私は、一般的なのがキャベツだと認識した時から実家のやり方を封印していたのです。笑。

あと旦那と盛大に揉めて何年か封印せざるを得なかったメニューがあります。

皆さんもそういうことありましか?ありますよね!笑

それは、シチュー。

私の実家ではシチューはスープ扱い、味噌汁代わりなのです。

旦那の実家はどちらかと言えばメイン、カレーみたいな存在だったのです。

初めてシチューを作った日におかずでサンマを焼きました。

そして喧嘩したのです。

「なんでサンマやいたの?」

「だっておかずないでしょ」

「シチューかけて食べればいいじゃん」

「え!そんな気持ち悪いことできない」

「気持ち悪いってなに?普通だろ」

「普通じゃない!食べられない」

「勝手にしろ!」

一番上が旦那で次、私の交互。

…もう作らない。

子どもが生まれてから復活しましたが。

やっと水に流せたというか、お互い成長したというかね。

うちのこ、二人ともシチュー大好きだし。

ご飯にかけるかはお任せです。

私がバカなので旦那がもうかけなくなってる。

…この一行で旦那の株上がったな。

いや、旦那の株あげてやったのね、私が。

以上!

 


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