今の仕事

前回の話では二十歳頃の職場でのおかしくなった状態を書きましたが、今回は今の職場について書きたいと思います。

 

今の私は二児の母です。

旦那と長女と長男と私の四人家族です。旦那と私の実家は県外です。

仕事はパートタイムです。

長女が小学二年生で始めました。

 

当時を振り返ると、色々な思いが込み上げてきます。

仕事を始めたきっかけは、長女を入れた公立の幼稚園に長男を入れたくなくて、長男は私立の幼稚園に入れたことです。やはり私立は高くてもいいことがたくさんあります。でもそういうことではない理由もありました。公立の幼稚園で最初の頃は仲が良かったママ友が卒園の時には口も聞いてくれなくなり、あいさつも返してくれなくなったのです。他にも仲の良いママ友はいたのですが、とても辛くて思い出深い幼稚園をかえたいと旦那に相談して私立にかえました。お金もかかるのでパートタイムで働くことにしたのです。

久しぶりの仕事は新鮮でした。何が?と言われたら私を私で呼んでもらえることが、久しぶりでした。子どもを産んでからしばらく、私は○○ちゃんママだったから。まるで子どもの評価は自分の評価みたいな。どっかで自分と子どもが生まれてもなお、臍の緒でくっついているような例え難い違和感がずっとあって、それがしばらくぶりに払拭された感じがしました。

専業主婦でいたときは家のことをしっかりしなきゃいけないと気になって、強迫神経症気味な私だから、旦那に何か言われたわけでもないのに自分で自分を追い詰めていたことにも気づきました。パートするようになって、気楽にお惣菜が買えたり、子どもから少し目が離せたり、日常のリハビリみたいでした。

実は育児も苦しい、うまくいかない、何が正しいかわからないの連続でした。その話は長くなるのでまたの機会に。

そのようにして始まった仕事が今年で八年目になります。コロナで転職した人もいましたが私はしがみつきました。

仕事内容はパン屋です。学校や企業にも配達したり販売したりします。

なので、懐かしい購買パンの店です。

私は工場で作ってから配達、販売、回収が仕事になります。

今でも怒られたり注意されたりしますが入った当時は怒られない日がありませでした。育児と専業主婦の生活から一転して、パートで子どもが𠮟られるような状態の毎日になったのです。悲しくなったり、落ち込んだりする暇もない毎日が自分を取り戻していったような気もします。子どもと向き合うのは親も良かれと思ってやるあまり、間違っていても気づかないし、引けないし、だから距離を置くのがいいと思います。

仕事の経営者がもちろんですが人件費削減に夢中で。余裕を持って仕事させてはくれません。いつも120%の働きを…って感じです。それに沿えない時に注意されるので、よくよく集中していないかもしれないのですが。よく言われるのが「もっと急いで!」「早くして!」・・・これ以上急いだら、唐揚げ飛ぶわ。。。忙しすぎると笑いたくなって、もうそんなところもダメダメな私。

 

明日もそんな仕事場いってがんばります!