価値観って様々ですよね。
テレビで、夫婦仲が良いことで有名な所ジョージさんが、「どういうところが夫婦仲良い理由ですか?」という質問にこう答えていました。
「価値観が違うところ」
へぇー…。
まさかの答えに驚きました。
続けてこうも言っていました。
「だってさ、価値観が一緒だと自分と同じような感じで、おもしろくないでしょ!」
へぇー…。
またもや驚きました。
私は平和を意識するあまり、生活におもしろさをあまり求めてなかったし、斬新な考えだなぁ!と思ったのです。
そしてまさしく私たち夫婦は価値観が違うあまりによくよくぶつかり合い、妥協しあい、もう揉めるのも疲れてしまうので従おうと思ったり、おもしろいことを求める余裕などないのです。
物事に正解がないように誰の意見も間違いでなかったりします。
だけど寄り添えなかったり、あり得なかったりするわけです。
だけど私も所ジョージさんのように友だちには価値観の違う人を求めてしまうかもしれません。
こういう考え方、私はしないと思ったら、すごくその人に興味が湧いたりするのです。
「どうしてそう思うの?」と聞いたりします。
とても刺激があります。
私の父が母と考え方が違うので、やはり価値観は合っていないと思うのですが、その父が、
「気が合わないのが、一番相性がいい」と酔っ払って昔話していました。
喧嘩の言い訳みたいに聞こえたけど、そういうのあるかもしれません。
父は今、ちゃんと家事をやりながら母の面倒をみてくれています。
この前、息子の少年団のお母さんたちの話を聞いていたら、こんなお母さんいました。
「私は長男にやはり思い入れがありすぎて彼女できるの辛い。次男や娘のは受け入れられても…」
「わかる!私は次男が可愛くて仕方がないの。長男より…」
この二人は意見が合っていて話し盛り上がってましたね。
私は娘と息子ですが、くらべようもないというか、とにかく心配で大事で育児はいつも大変です。
力を入れすぎてダメにしたようなことも多く自分は育児も向いてないとつくづく思います。
子どもには親として育ててもらっている感覚もあります。
もう失敗しないと気付かないのが、私ですから。
娘の可愛さと息子の可愛さは全然違います。
娘は頼りになったり相談したりできて助かります。
息子は異性というだけでもよくわからない可愛らしさです。
だけど息子はこの前、トイレに来てって呼んで、「こんなにうんこが出たから見せたくて」と言って、気持ちはわかるけどすごいことを要求するなぁと思いました。
娘の乗馬グラブにいったときに、同じく付き添いできていた年輩の女性に話しかけられました。
後腐れがないと思ったのかいろいろ話してくれて。
30歳の娘さんの付き添いできていて、県外からでした。
娘さんはお母さんと仲良しなのだと思います。
「一人で来ればいいのに誘われるのよ」と言っていました。
長男、次男、長女の姉弟で次男から長女の間は十歳離れていると言っていました。
だから昔から可愛がってしまって甘く育てたと言って言っていて、大学の附属高校に入ったけど、大学の推薦が貰えるからと薦められても経済学部は行きたくないと言って、違う大学の法学部を受けて落ちてしまって一年予備校に通って、私大の法学部入ったそうです。
でも今の仕事はそれに全然関係ないということで。
学校の先生に説得されても親に説得されても友だちに説得されてもダメだったようです。
しかも高校はやはり県外の誰も同級生が行かない私立大学の附属高校で、そこに行く理由は制服が可愛いということだったと言っていました。
そしてこう言ってました。
「生きているだけでいいと思っています」
究極ですね。
いろいろ期待してしまうし、上も下もきりがないですけどれど。
がんばらないとなぁと思いました。
日光浴。
みてるだけで癒される。
長生きしてもらわないと。
助けられてる。
乗馬グラブで話していたらどんぐりが落ちてきて驚きました。
なぜか乗馬グラブに居着いている猫ちゃん。
予約席に丸くなってて可愛い。
寒くなると手放せない、娘の愛用アイテム。
芸術家ぶっている私の絵。
子育てで、絵が得意な私は子供の才能の芽を潰してしまったかもしれない。
本当に難しい。
悩んで挫けたり躓いたりしながらがんばります。